どうも、TOMMYです。
サイドFIREも可能な、
資産5000万円を貯めた人はどんな人でしょう?
会社員でも可能なのでしょうか?
資産5000万円があると、どんな生活ができるのか?
資産5000万円があると、どのような生活ができるのか、それは人によって大きく変わってきます。しかし、一般的に考えられることとして、以下のような点が挙げられます。
生活の安定と選択肢の増加
- 安定した生活
5000万円の資産があれば、不測の事態に備えられ、より安定した生活を送ることができます。失業や病気など、収入が途絶えても、当面の生活費を賄うことができ、精神的な余裕も生まれるでしょう。 - 選択肢の増加
資産があることで、やりたいことや欲しいものを手に入れる選択肢が増えます。例えば、マイホームの購入、高額な趣味への投資、海外旅行、早期退職など、様々な選択肢が考えられます。
投資や資産運用
- 資産の増加
5000万円をただ貯めておくだけでなく、投資や資産運用を行うことで、資産をさらに増やすことができます。 - 収入源の多角化
投資によって得られる配当金や売却益は、新たな収入源となります。
ライフスタイルの変化
- 時間の自由
経済的な安定により、時間に縛られずに生活することができるようになります。 - 自己実現
好きな仕事や趣味に時間を使うことができ、自己実現に繋がる可能性があります。 - 社会貢献
余裕があれば、ボランティア活動や寄付など、社会貢献活動にも参加できるでしょう。
具体的な生活例
- マイホームの購入
都心部の一等地でなくても、快適な住まいを手に入れることができます。 - 高品質な生活
オーガニック食品や高級品を日常的に購入することも可能になります。 - 教育費の負担
子供の教育費を十分に用意でき、より良い教育環境を提供できます。 - 老後の安心
老後の生活費を心配せずに、好きなことを楽しむことができます。
資産5000万の割合
資産5000万円は純富裕層(5000万〜1億円)に位置し、その層だけで見ると全体の6%で、富裕層以上を含めると5000万以上世帯は全体の10%程度となっている。一見多いように見えるが、周りで探しても中々いないレアキャラになります。
資産5000万の人はどんな人?
年収が高い
医者、パイロット、弁護士など専門職の人が多いようです。専門性が高く高収入な人が多いようです。年収で考えると800万円〜2,000万円ほど。
一般的に年収が高い職業
- IT業界
エンジニア、プログラマー、システムアーキテクトなど、特に専門性の高い技術職やマネジメント層は高収入が期待できます。 - 金融業界
証券会社、銀行、保険会社などの金融機関では、アナリスト、ファンドマネージャー、トレーダーなど、専門知識と経験が必要な職種に高収入が伴います。 - コンサルティング業界
企業の経営戦略や問題解決を支援するコンサルタントは、高度な専門知識と問題解決能力が求められ、高収入が期待できます。 - 医療業界
医師、歯科医師、薬剤師など、高度な専門知識と責任を伴う職業は高収入が期待できます。 - 法律業界
弁護士、司法書士など、高度な専門知識と責任を伴う職業は高収入が期待できます。 - 経営者・役員
自社の経営を担う経営者や役員は、業績に応じて高額な報酬を得ることができます。
高収入につながる要素
- 専門性
特定の分野における高度な専門知識やスキル - 経験
実務経験が豊富で、実績がある - 責任の大きさ
企業の重要な意思決定に関わったり、多くの部下をマネジメントしたりするなど、責任の大きなポジション - 希少性
特定のスキルや経験を持つ人材が不足している - 業績連動性
個人の業績や会社の業績に応じて報酬が変動する
共働きで収入が高い
高収入を得ている共働き夫婦、いわゆるパワーカップルと言われる世帯。夫や妻1人で稼ぐよりも税金面で有利で可処分所得が多い為、貯蓄に回せる事ができる。
マネーリテラシーが高い
マネーリテラシーとはお金に関する知識や判断力のことで、情報収集能力が高く、適切な金融行動を取ることで貯蓄を増やしていきます。常に学習し自己啓発しており、一次情報を元に自分で判断し行動できている。
投資をしている
投資をしている人が多いようです。例えば、VTI*の様なインデックスファンドや個別株に投資している人が多く。銀行に預けていても低金利で全然増えません。投資に積極的なアメリカを見ても家計金融資産が3倍に増えている一方で、消極的な日本では1.5倍と差が開いているというデータもあります。
*VTIとは?
VTIは、「Vanguard Total Stock Market ETF」の略で、バンガード社が提供している米国株式市場全体に投資できるETF(上場投資信託)です。米国の大企業から中小企業まで、幅広い銘柄に分散投資できるため、米国株式市場全体の動きに連動する投資が可能です。
FIREを目指す人にとって、VTIは非常に人気の投資対象となっています。その理由は以下の通りです。
- 低コストで米国株式市場全体に投資できる
VTIは、経費率が非常に低く、米国株式市場全体に分散投資できるため、手間をかけずに効率的に米国株式市場に投資することができます。 - 長期的な成長期待
米国経済は世界最大の経済であり、長期的に成長が見込まれています。VTIに投資することで、米国経済の成長の恩恵を受けることができます。 - 安定的な配当
VTIに含まれる多くの企業は、安定的な配当を支払っています。配当収入は、生活費の一部を賄うことができるため、FIRE達成に貢献します。 - シンプルで分かりやすい
VTIは、一つのETFで米国株式市場全体に投資できるため、初心者でも取り組みやすい投資商品です。
税金の知識が豊富
節税についても情報収集して実行しているようです。NISA*やiDeCo**の制度を利用したり、ふるさと納税や医療費控除を上手く使っています。
*NISA(ニーサ)とは?
NISAは、**「少額投資非課税制度」**の略称です。株式や投資信託などの金融商品で得た運用益が非課税になる制度です。つまり、投資で得た利益に税金がかからないため、より効率的に資産を増やすことができます。
**iDeCo(イデコ)とは?
iDeCoは、**「個人型確定拠出年金」**の略称です。将来の年金のために、毎月一定額を積み立てていく制度です。
資産5000万で起こる変化
資産の増減額が大きい
市場に晒している資産が大きいので、1日で100万、200万くらいの変動は日常茶飯事になります。年間で見ると1000万以上変動するくらいの事が起こります。
株式市場の10%から20%程度の調整局面が2年に1度程度起こるというお話、よく耳にする話ですね。これはあくまで過去の統計に基づいた一つの考え方であり、将来必ずしもそうなるとは限りません。しかし、投資をする上で、このような調整局面を想定しておくことは非常に重要です。
短期的な変動に一喜一憂せずに、調整局面は一時的なものと捉え、長期的な視点で投資を続けることが重要です。私自身も何度も調整局面を経験して、今では何も暴落しても動じないメンタルが出来上がりました。むしろ、買い増しのチャンスだと捉えています。
分散投資を意識する
1種類の投資商品に資産を集中させてしまうと、値上がりしたときには大きな利益を得ることができますが、反対に値下がりしたときのリスクが大きくなってしまうため、運用リスクをできるだけ分散が必要となります。例えば下記の通り。
- 複数の資産に分散投資
株式だけでなく、債券、不動産など、様々な資産に分散投資することで、リスクを軽減できます。 - セクター分散
特定のセクターに集中投資せず、複数のセクターに分散投資することで、業績悪化によるリスクを分散できます。
完全FIREは難しい。だが、、
4%ルール*で200万、税引き後で160万程度で毎月13万円を使えることになる。生活水準にもよるがサイドFIRE**が可能となる。
*4%ルールとは?
4%ルールとは、老後資金の運用に関する考え方の一つで、1998年に米トリニティ大学のグループによって発表された研究から導き出されたものです。
このルールは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるというものです。
例えば、年間の生活費が300万円の場合、300万円×25倍=7,500万円の資産があれば、年利4%で運用することで年間30万円の収入を得ることができます。
つまり、資産の4%を毎年取り崩しても、資産が尽きるリスクは低いという考え方です。
**サイドFIREとは?
サイドFIREとは、「Financial Independence, Retire Early」(経済的自立、早期退職)の略語であるFIREの概念を少しアレンジしたもので、「副業やフリーランスなどの労働収入と、資産運用による不労所得を組み合わせながら生活する」というライフスタイルです。FIREとの違いとしては以下の通り。
- 完全な引退ではない
FIREが完全に仕事を辞めて、資産運用収入だけで生活することを目指すのに対し、サイFIREは、好きなことや得意なことを仕事にしつつ、資産運用も継続します。 - 柔軟性が高い
完全な引退ではないため、社会とのつながりを維持しやすく、生活にメリハリを出すことができます。 - リスク分散
資産運用だけに頼らないため、経済状況の変化に柔軟に対応できます。
仕事はやめられない。日本は長期休養者には厳しそう?
5000万を運用なしで毎月30万で取り崩しをして13年程度持ちますので、しばらく仕事を休めるという事で心に余裕ができます。ただし、日本の場合長期休養者には厳しい面があり再就職となると厳しい場合もある。
情報収集が難しい事も
資産5000万を貯められると言うことは、学習能力も高く節約や投資をある程度実行に移している人が多いため、大体の自己啓発系の本に書いている情報で目新しいものが無くなってきます。また、資産5000万以上を達成している人も少なく、メンターとなるような相談相手がいなくなります。
資産5000万円を達成するために必要なこと
資産5000万円を達成するためには、長期的な視点と計画的な行動が不可欠です。具体的な方法や必要なことは、個人の収入、支出、リスク許容度などによって大きく異なりますが、一般的に以下の点が重要になってきます。
1. 収入を増やす
- 本業での昇給・転職
現在の仕事でスキルアップを目指したり、より高収入の仕事に転職したりすることで、収入を増やすことができます。 - 副業
空いた時間を利用して、スキルや趣味を活かした副業を行うのも一つの方法です。 - 投資
株式投資、不動産投資など、適切な投資を行うことで、資産を増やすことができます。
2. 支出を減らす
- 家計簿をつける
自分の支出を把握し、無駄な支出を見つけることが重要です。 - 固定費の見直し
家賃、光熱費、通信費など、固定費を見直すことで、支出を削減できます。 - 浪費を抑える
不必要な買い物や外食を控え、貯蓄に回すようにしましょう。
3. 資産運用
- 投資信託
分散投資ができ、リスクを抑えながら資産を増やせるのが魅力です。 - 株式投資
高いリターンが期待できますが、リスクも高いです。 - 不動産投資
不動産を購入し、家賃収入を得ることで、安定的な収入源を確保できます。 - その他の投資
金、債券、仮想通貨など、様々な投資商品があります。
4. 長期的な視点を持つ
- 複利の効果
複利の力を使って、資産を雪だるま式に増やすことができます。 - 長期投資
短期的な損益に一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが重要です。
5. リスク管理
- 分散投資
複数の資産に分散投資することで、リスクを分散できます。 - 緊急資金の準備
不測の事態に備えて、ある程度の現金や預金を用意しておきましょう。
その他にも、具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。そして、資産形成は一朝一夕にできるものではありません。継続することが大切です。
資産5000万円を達成のエピソード
資産5000万円を達成するまでの苦労
- 収入の増加
- 高収入の職業に就く
転職エージェントに登録して高収入の転職先を探していました。1年くらいかけて収入とやりがいのある仕事に就くことができました。なので、今すぐ転職ではなくても、まずはエージェント登録をしてみましょう。 - 副業や投資で収入を増やす
投資を始めて最初は日本株で自分の詳しい分野のものから個別株投資を始めました。ただ、最初はあまりうまくいかずマイナスの時もありましたが、米国株インデックス(VTI、S&P500など)に出会い投資を開始してからは右肩上がりに資産が増えていきました。 - キャリアアップを目指す
キャリアアップを考える上で、ポジションを意識することは非常に重要だと考えます。なぜなら、ポジションは、あなたの役割、責任、そして将来のキャリアパスを大きく左右するからです。ずっと同じ役割でなく、少しずつ自分のキャリアに必要なスキルが学べる部署へ移動を申し出る事などで転職をしなくてもキャリアアップを目指すことができます。
- 高収入の職業に就く
- 支出の削減
- 生活費を見直し、無駄な支出を減らす
家計簿をつけることで、すべての支出を記録することができます。どこにお金を使っているのか可視化できます。今は便利な家計簿アプリもたくさんあるので、自分に合ったものを選びましょう。 その後で、支出をカテゴリー分けをしてみましょう。食費、住居費、交通費など、カテゴリーごとに支出を分けることで、大きな支出項目がどこにあるのかが明確になります。私の場合、マネーフォワードを利用して家計の見える化をしました。無料で利用もできますが、銀行や証券会社、クレジットカードの連携先が多かった為、有料で利用しています。 - 高額な買い物を見送る
高額な買い物は、生活費を圧迫し、将来の貯蓄や投資に影響を与える可能性があります。特に、家、車、家電は大きな買い物であり、慎重な検討が必要です。これらの高額な買い物を見送ることで、生活費の削減に大きく貢献できます。 - 節約を習慣化する
節約の習慣化とは、無駄な支出を減らし、貯蓄を増やすための行動を日常的に行うことを指します。単に一時的に支出を減らすのではなく、習慣として定着させることで、長期的にお金を貯めることができるようになります。
- 生活費を見直し、無駄な支出を減らす
- 投資
- 投資の知識を学び、実践する
投資の知識を学ぶことは、いわば「地図を手にする」ようなものです。目的地(投資目標)に向かって、より効率的に進むことができるでしょう。 - 適切な資産配分を行う
投資において、適切な資産配分は、リスクを分散し、長期的な安定したリターンを目指す上で非常に重要な要素です。資産配分としては、総資産を複数の資産クラス(株式、債券、不動産など)に分散して投資することを指します。 - 長期的な視点で投資を続ける
投資において、長期的な視点を持つことは、複利効果を最大限に活かし、安定した資産形成を目指す上で非常に重要です。複利効果は、元本だけでなく、運用益も再投資することで、雪だるま式に資産が増えていく効果です。
- 投資の知識を学び、実践する
- 時間と心の負担
- 投資に関する情報収集や分析に時間をかける
投資は、単なる資金の運用ではなく、情報に基づいた意思決定が求められる行動です。そのため、情報収集や分析に時間をかけることは、成功への近道と言えるでしょう。 - 市場変動によるストレスに耐える
市場の変動は、投資家にとって避けられないものです。特に、短期的な変動は、心理的なプレッシャーとなり、投資判断を誤らせる可能性もあります。 - 将来への不安を抱えながら、目標に向かって努力し続ける
投資は、単なるお金を増やす行為ではなく、将来への不安と希望が共存する、ある種の冒険と言えるでしょう。なぜ投資は不安を伴うのか?- 不確実性: 未来の市場は予測不可能であり、投資は常にリスクを伴います。
- 情報過多: 様々な情報が飛び交い、どれが正しい情報なのか判断に迷うことがあります。
- 経済状況の変化: 世界経済の動向や、個々の企業の業績など、外部環境の変化に左右されます。
- 投資に関する情報収集や分析に時間をかける
資産5000万円を達成後の生活
5000万円という大きな資産を築かれたのですね。おめでとうございます。この金額を達成されたということは、長年の努力と計画の賜物でしょう。
さて、5000万円という資産を達成された今、どのような生活を送りたいか、具体的なイメージが湧いてくるのではないでしょうか。
5000万円の資産を達成後の生活は、人それぞれ大きく異なります。以下に、いくつかの選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを整理してみました。
1. 現在の生活を維持しつつ、余裕のある生活へ
- メリット:
- 今まで通りの生活を続けながら、旅行や趣味など、より豊かな時間を過ごすことができます。
- 不測の事態に備え、安定した生活を送ることができます。
- デメリット:
- 資産が減っていくことに対する不安を感じる可能性があります。
- より積極的に資産を増やしたいという欲求が生まれるかもしれません。
2. 早期退職または収入源の削減
- メリット:
- より多くの時間を自由なことに使えるようになります。
- ストレスの少ない生活を送ることができます。
- デメリット:
- 収入が減るため、生活水準を下げる必要があるかもしれません。ただ、すでに生活水準を最適化していれば特に問題ないでしょう。
- 社会とのつながりが薄れる可能性があります。
3. 投資を継続し、資産を増やし続ける
- メリット:
- 将来的にさらに豊かな生活を送るための基盤を作ることができます。
- 経済活動に貢献し、社会の一員としての役割を果たすことができます。
- デメリット:
- 常に市場の変動に気を配る必要があり、精神的な負担になる可能性があります。
- 投資が失敗するリスクも伴います。
達成後の展望
5000万円という大きな資産を築いたこと、その資産を社会貢献に活かしたいというお考えはあります。社会貢献の方法は多岐にわたります。興味や価値観、そしてライフスタイルに合わせて、最適な方法を選べればと思います。その他にも事業創出もできればと思います。ざっくり以下の項目を実現できればと考えます。
- 寄付
- 基金への寄付: 永続的な社会貢献を目指すなら、基金への寄付がおすすめです。
- クラウドファンディング: 特定のプロジェクトに少額ずつ寄付できるため、気軽に始められます。
- ボランティア
- 地域活動: 地域の清掃活動やイベントへの参加など、身近なところで貢献できます。
- 海外ボランティア: 海外で貧困や教育問題などに取り組むこともできます。
- 投資
インパクト投資: 社会問題の解決に貢献する企業やプロジェクトに投資する、より直接的な社会貢献の方法です。
- 事業創出
社会問題の解決につながるような事業を立ち上げ、雇用創出や地域活性化に貢献できます。
まとめ
サイドFIREが可能で完全FIREも見えてくる資産5000万円、年収が高いリッチな人じゃないと無理なの?と思われがちですが、マネーリテラシーが高く、投資に回せるお金を増やしていければ誰でも到達できる領域かと思います。私も、ごくごく一般の会社員ですが、達成する事ができました。一緒に頑張りましょう!
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